AFTER FESTIVAL

「人の波動と自然の波動の中に自分が溶け込んで、
まるで自然と対話しているような、これまでにないような演奏ができました。
私は、ひとりひとりの力って決して小さくないと思うんです。
個人の意識というのは周囲へ連鎖していくもの。逆にいうと、
その辺にゴミを平気で捨ててしまうような、
『自分ひとりぐらい、一回ぐらい』
という発想でやってしまう行為の影響もまた大きいんです。
だとしたらよい方に自覚をもつことで、
富士山や自然も美しいまま次の世代に残していけるはずですよね」

(時間をはずした日/グレゴリオ暦2004年7月25日)

川井郁子